今日は新しいメンバーを何人も迎え、賑やかな感じで始めます!
2019年度からは、立教大学の公認プロジェクトとなりました。ご尽力いただきましたHさんに感謝感謝!💛ということで、これからは何らかの成果物も残さなければなりません。心機一転して頑張りましょう!(ちゃんと勉強しないといけなくなっちゃった…笑)
では、今日のメイン作業は、道場のインフラ準備です。
ネットワーク設定
では、まず会場のネットワーク環境に合わせてマシンを設定しましょう。
新しい会場では、固定IPは使えないので(使うためには学校に申請し、取得しなければなりません)、DHCPでIPアドレスを取得するようになります。なので、マシンにあった既存の固定IP設定をやめて、IPアドレスを自動取得できるように設定を変更します。(変更作業は、素人にはちょっとわかりません…先生にやっていただきました。)
ここでは、固定IPとDHCPについて勉強しておきましょう。DHCPは簡単にいうと、IPアドレスを自動で割り当てする仕組みだそうです。ググってみてね。
https://wa3.i-3-i.info/word1959.html
ソフトのインストール
会場ではメインマシンは一つです。しかし、試したいソフトは色々あるので、VirtualBoxの中で複数のマシンを仮想で作り、ソフトを動かすことにしました。OSが同一のソフトは一緒に動作はしますが、負担のかかる複数のソフトが同時に動く場合、色々面倒な処理がマシンの裏側では行われるそうです。ということで、仮想マシンを立ててそのソフト専用のマシンとして動かす方が、やりやすいということですかね。今のところは、AtoM、Archivematica、BitCuratorが必要です。
順番としては、
- マシン(道場1号機)のOSをインストール(Ubuntu 16.04、これは事前に終わっている状態なので、勉強会ではやりません。)
- ネットワークの設定(ウェブという町に家を買うという感じです。これで、住所ができました。)
- VirtualBoxをインストール(Linux用)
- この後は、VirtualBoxの中に必要なソフトをインストールします。道場1動機には、すでにAtoMがインストールされているので、VirtualBoxで動かすのは、ArchivematicaとBitcuratorです。
VirtualBoxとBitcuratorをインストール
ということで、VirtualBoxをインストールします。
(しばし歓談~~)
ウェブで探してダウンロードするだけなので、難しいことはありません。しかし、道場の雰囲気は自由すぎて、注意散漫です(笑)。簡単な作業でも問題を起こすのが、我々ですから、今回もバージョンをちゃんと確認せずにインストールしてしまいました。結局、Bitcuratorが走るVirtualBoxのバージョンより新しいバージョンをインストールしてしまったため、Bitcuratorが動かないことが判明しました。(でも、Quick guideには最新バージョンをインストールするって書いてあったような…)
そこでVirturalBoxを削除したいのですが、消す方法を見つけるのも一苦労です。
ただプログラムを削除すれば済む話ではないようです。関連するDBなど、色々(笑)なものを削除する必要があるとのこと。今回参考にしたのは以下のサイトです。コマンドラインから作業しました。
https://rtmccormick.com/2018/0
気を取り直して、VirtualBox(5.2 extention verstion1)を再インストールしました。
今回は、ちゃんと資料を見ながら進みましょう。
Bitcurator Quick guide
http://distro.ibiblio.org/bitcurator/docs/BitCurator-Quickstart-v2.pdf
インストール時に注意が必要なのは、Quick guide p15に書かれている内容です。マシンのBIOS設定に入りますので、やったことがない方はびっくりするかもしれません。マシンが再起動する際に、F11、F12、F2などのどれかのキー(機種によって異なります)を押してBIOS設定に入るのですが、ここは怖がらずやりましょう。わからない人は事前にググってみましょう。
ここでは、VirtualBoxをアンインストールするということは、ただソフトを消すだけではダメだということが勉強になりました。追加情報として、VirtualBoxとセットで良く使われる、vagrantについても勉強しておきましょう。
説明として、わかりやすい例がありましたので、以下引用します。
※参考サイト
BitCuratorのインストール用ZIPファイルはダウンロードするのに結構時間がかかります。そこで道場では、すでにUSBに保存されたファイルを使おうとしました。しかし、使ったUSBのファイルシステムは、exFATだっため、マシンがUSBを読めないという事態が発生しました。
exFATは大容量を処理できるファイルシステムですが、Ubuntuが使用するファイルシステムとは異なるため、書かれたデータをマシンが読むことができません。これを読み込むためには、exFAT用ドライバーが必要とのことです。これで、ドライバーをダウンロードしてインストールし、やっとUSBを認識することができました。
USB3.0は古いマシンでは読めなかったりしますし、exFATも新しい仕組みで、macでもwindowsでも読めたり、大容量のデータを高速で処理できる利点などがあるらしいですが、マシンによってはこういう思わぬトラブルが発生しますので、これも知っておきましょう。これについては、FAT, NTFS, exFATなどでググってみてね~。ここで理解する必要があるのは、「ファイルシステム」かな? (^_-)-☆
※参考サイト
https://eng-entrance.com/linux-make-filesystem
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/1079.html
http://office-qa.com/win/win126.htm
結局、今日は色々時間がかかり、Bitcuratorのインストール途中で時間切れとなりました。マシンのメモリが4GBとのことで、若干鈍いので次回は、メモリを増設する作業をします。使わなくなったPCからメモリを取って、道場1号機に移植する手術を行い、続きを進めます。次回もお楽しみに!
===================
次回
2019年4月26日(金)
道場1号機のメモリ増設、ソフトのインストールの続き、遠方から参加するメンバーの環境設定などをやります。
※後日追記
道場1号をPC(WindowsまたはMac)から操作するための設定は、
以下の情報が役に立つかと思います。
http://imamachi-n.hatenablog.com/entry/2018/04/28/211147
可能なら道場1号は固定IPが望ましいとのこと。
IPアドレスを自動取得する状況ですと、毎回、IPアドレスを確認する必要があり、
そのためにディスプレイ、キーボードおよびマウスを接続しなければならないからです。
道場1号をPC(WindowsまたはMac)から操作するための設定は、
以下の情報が役に立つかと思います。
http://imamachi-n.hatenablog.com/entry/2018/04/28/211147
可能なら道場1号は固定IPが望ましいとのこと。
IPアドレスを自動取得する状況ですと、毎回、IPアドレスを確認する必要があり、
そのためにディスプレイ、キーボードおよびマウスを接続しなければならないからです。