2019年4月27日土曜日

【31】道場の引っ越し続編

今日は代筆です。淡々と書いていきます。

マシンの性能アップ

使用してきたマシンの処理能力をあげました。
ハードディスクをSSDにし、メモリを8GBに増設しました。

OSのインストール

UBUNTUを再インストール。
コンピューター名であったり、ユーザー名、パスワードを設定。
インストール終了し、ネットワーク設定を行います。
詳細は前回を参照。
AtoMも入澤先生の作成したインストールパッケージを利用して
簡単に終了(もちろんファイルの展開やらには時間がかかる)。

リモートデスクトップの設定

こちらのブログを参照して設定。
今後は、サーバーに使うマシンは温湿度の整った場所に鎮座していただき、
そのデスクトップ環境に研究会の会場にあるノートPCからアクセスします。

スカイプ通話の共通画面設定

スカイプ通話の共通画面設定をテストしました。
遠方からスカイプ参加してくれていたお友達は、作業しているマシンの画面を共有できるようになりました。これまでよりずっと見やすくなるはずです。

Ubuntuにvirtualboxを導入

ここ見てやりました。エクステンションパックも忘れずに。

サーバーへの自動ログイン

サーバー・マシンでユーザーログインせずとも、他のマシンからアクセスしたい。
このサイトを見てトライ。でも失敗しました。
次回はこちらのページを見て再トライか(でもサーバーの玉座は近いので不要という話も)。

次回日程

次回の道場は、5月10日(金)です。

2019年4月5日金曜日

【30】道場の引っ越し作業(システム環境の再設定)

今日は、道場の引っ越しデーです。
今日は新しいメンバーを何人も迎え、賑やかな感じで始めます!

2019年度からは、立教大学の公認プロジェクトとなりました。ご尽力いただきましたHさんに感謝感謝!💛ということで、これからは何らかの成果物も残さなければなりません。心機一転して頑張りましょう!(ちゃんと勉強しないといけなくなっちゃった…笑)

では、今日のメイン作業は、道場のインフラ準備です。

ネットワーク設定
では、まず会場のネットワーク環境に合わせてマシンを設定しましょう。
新しい会場では、固定IPは使えないので(使うためには学校に申請し、取得しなければなりません)、DHCPでIPアドレスを取得するようになります。なので、マシンにあった既存の固定IP設定をやめて、IPアドレスを自動取得できるように設定を変更します。(変更作業は、素人にはちょっとわかりません…先生にやっていただきました。)

ここでは、固定IPとDHCPについて勉強しておきましょう。DHCPは簡単にいうと、IPアドレスを自動で割り当てする仕組みだそうです。ググってみてね。
https://wa3.i-3-i.info/word1959.html

ソフトのインストール
会場ではメインマシンは一つです。しかし、試したいソフトは色々あるので、VirtualBoxの中で複数のマシンを仮想で作り、ソフトを動かすことにしました。OSが同一のソフトは一緒に動作はしますが、負担のかかる複数のソフトが同時に動く場合、色々面倒な処理がマシンの裏側では行われるそうです。ということで、仮想マシンを立ててそのソフト専用のマシンとして動かす方が、やりやすいということですかね。今のところは、AtoM、Archivematica、BitCuratorが必要です。

順番としては、
  1. マシン(道場1号機)のOSをインストール(Ubuntu 16.04、これは事前に終わっている状態なので、勉強会ではやりません。)
  2. ネットワークの設定(ウェブという町に家を買うという感じです。これで、住所ができました。)
  3. VirtualBoxをインストール(Linux用)
  4. この後は、VirtualBoxの中に必要なソフトをインストールします。道場1動機には、すでにAtoMがインストールされているので、VirtualBoxで動かすのは、ArchivematicaとBitcuratorです。

VirtualBoxとBitcuratorをインストール
ということで、VirtualBoxをインストールします。
(しばし歓談~~)

ウェブで探してダウンロードするだけなので、難しいことはありません。しかし、道場の雰囲気は自由すぎて、注意散漫です(笑)。簡単な作業でも問題を起こすのが、我々ですから、今回もバージョンをちゃんと確認せずにインストールしてしまいました。結局、Bitcuratorが走るVirtualBoxのバージョンより新しいバージョンをインストールしてしまったため、Bitcuratorが動かないことが判明しました。(でも、Quick guideには最新バージョンをインストールするって書いてあったような…)

そこでVirturalBoxを削除したいのですが、消す方法を見つけるのも一苦労です。
ただプログラムを削除すれば済む話ではないようです。関連するDBなど、色々(笑)なものを削除する必要があるとのこと。今回参考にしたのは以下のサイトです。コマンドラインから作業しました。
https://rtmccormick.com/2018/03/03/remove-virtualbox-ubuntu-16-04-xenial/

気を取り直して、VirtualBox(5.2 extention verstion1)を再インストールしました。
今回は、ちゃんと資料を見ながら進みましょう。

Bitcurator Quick guide
http://distro.ibiblio.org/bitcurator/docs/BitCurator-Quickstart-v2.pdf
インストール時に注意が必要なのは、Quick guide p15に書かれている内容です。マシンのBIOS設定に入りますので、やったことがない方はびっくりするかもしれません。マシンが再起動する際に、F11、F12、F2などのどれかのキー(機種によって異なります)を押してBIOS設定に入るのですが、ここは怖がらずやりましょう。わからない人は事前にググってみましょう。

ここでは、VirtualBoxをアンインストールするということは、ただソフトを消すだけではダメだということが勉強になりました。追加情報として、VirtualBoxとセットで良く使われる、vagrantについても勉強しておきましょう。

説明として、わかりやすい例がありましたので、以下引用します。
例えるなら、VirtualBoxが「野球場」でVagrantが、チームごとの「マネジャー」です。
野球場があれば、人数さえ揃えばどこでも野球をすることができます。でも、チームごとのマネジャーがいれば、どのような場合に、どのようなプレーをするかメンバーで共有することができますし、チームメンバーのコンディションを管理してくれます。これによって、効率的に試合を進められることができます。
同じように、VirtualBoxがあればどこでも仮想環境を構築することができるけど、Vagrantがあれば、チームメンバーのコンディションを管理・把握した上で、同じ開発で環境を進めることができます。(https://qiita.com/kenju/items/00050972fdf74e37e71f から引用)
番外編
BitCuratorのインストール用ZIPファイルはダウンロードするのに結構時間がかかります。そこで道場では、すでにUSBに保存されたファイルを使おうとしました。しかし、使ったUSBのファイルシステムは、exFATだっため、マシンがUSBを読めないという事態が発生しました。
exFATは大容量を処理できるファイルシステムですが、Ubuntuが使用するファイルシステムとは異なるため、書かれたデータをマシンが読むことができません。これを読み込むためには、exFAT用ドライバーが必要とのことです。これで、ドライバーをダウンロードしてインストールし、やっとUSBを認識することができました。
USB3.0は古いマシンでは読めなかったりしますし、exFATも新しい仕組みで、macでもwindowsでも読めたり、大容量のデータを高速で処理できる利点などがあるらしいですが、マシンによってはこういう思わぬトラブルが発生しますので、これも知っておきましょう。これについては、FAT, NTFS, exFATなどでググってみてね~。ここで理解する必要があるのは、「ファイルシステム」かな? (^_-)-☆

※参考サイト
https://eng-entrance.com/linux-make-filesystem
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/1079.html
http://office-qa.com/win/win126.htm

結局、今日は色々時間がかかり、Bitcuratorのインストール途中で時間切れとなりました。マシンのメモリが4GBとのことで、若干鈍いので次回は、メモリを増設する作業をします。使わなくなったPCからメモリを取って、道場1号機に移植する手術を行い、続きを進めます。次回もお楽しみに!

===================
次回
2019年4月26日(金)
道場1号機のメモリ増設、ソフトのインストールの続き、遠方から参加するメンバーの環境設定などをやります。

※後日追記
道場1号をPC(WindowsまたはMac)から操作するための設定は、
以下の情報が役に立つかと思います。
http://imamachi-n.hatenablog.com/entry/2018/04/28/211147

可能なら道場1号は固定IPが望ましいとのこと。
IPアドレスを自動取得する状況ですと、毎回、IPアドレスを確認する必要があり、
そのためにディスプレイ、キーボードおよびマウスを接続しなければならないからです。





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