前回は、archivematicaからAtoMへのDIP uploadを成功させましたので、今回はいよいよ立教のアーカイブズ(AtoM)へ同じhostのarchivematicaからDIP uploadを試みます。
maticaのバージョンは、すでにlegacyとなった1.9.2です。
前回は、rsync機能を動かす際にパスワードを聞かれてしまう(公開鍵方式ではない)対策として、パスワードを指定する(archivematicaのマニュアルには書いていない)ことでsshの接続を公開鍵方式で実現し、archivematicaからAtoMへのDIP uploadに成功しましたが、本当は、パスワードの指定しなくてもrsync機能は動いたようです。
パスワードが聞かれてしまっていたのは、リモートホスト(今回の場合はarchivematicaの入った仮想マシン)に操作PCから「最初に接続する時だけ」表示されるメッセージに答えていなかったことが原因のようです。
The authenticity of host 'xxx' can't be established. RSA key fingerprint is yyy Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?
↑こんな感じのメッセージが出ます。yyyのところにはハッシュ値が表示されます。
ということで、共生研のAtoMへのアクセスを操作PCから試みます。
...アクセスできない(connection refused / could not resolve hostname vsphere)。ポート開いてる?別PCではアクセスできることを確認。再起動...
時間はかかりましたが、うまくいきました。
以下のdocumentationの DIP upload (AtoM server configuration)の記述に従って共生研のAtoMが入ったホストを、前回のホストと同じように設定して行きます。
準備完了。いよいよarchivematicaから共生研AtoMへDIP uploadを実施します。
...うまくいかない。おかしい。
そういえば、AtoMのPlugin設定大丈夫?...忘れていました。
The SWORD plugin (Admin –> Plugins –> qtSwordPlugin) must be enabled in order for AtoM to receive uploaded DIPs.
AtoMのuser interface上でpluginをenableにしてリトライ、がうまくいかず。
SwordPluginをactivateしたときに、AtoM workerを再起動する必要がありましたよね?(これは覚えていないですよね、普通)ので、再起動。
やっぱり内部エラー(コード500)、さて困った。
時間をかけて色々やってみましたが、qtSwordPluginWorkerのが上手く動作していないことが原因のようです。しかし解決策わからず、今回は時間切れとなりました。
次回は9月20日です。今回うまく行かなかったところ、2nd attemptです。
今度こそうまく行きますよう...!