前回、橋本のマシンでエラーが続いたので、元氏のマシンでインストールをやり直します。
マニュアルはこちら。
https://lockss.readthedocs.io/projects/manual/en/latest/index.html
インストールの作業は、こちらの道場ブログ記事を参照。
http://irisawadojo.blogspot.com/2022/06/103lockss.html
この中で注意しなければならなかったのは、
4.4.1. Content Data Storage Areas ※注意
4.4.2. Log Data Storage Area
4.4.3. Temporary Data Storage Area
のところです。
事前に/cache0のディレクトリ作成、権限変更を済ませておく必要があります。
そうしないと、次のようなエラーが出ます。
そんなことですから、rootになって、次の命令文を打ちました。
mkdir /cache0
chown lockss:lockss /cache0
chmod 750 /cache0
もう一つ前回までと変えたところは、
4.1. Network Settings
4.1.1. Hostname
のFully qualified hostname (FQDN) をlocalhostにしました。以前はipアドレスにしてました。結論から言うとあまり関係ありませんでした。
以上のように条件を整えてから、/lockss/lockss-installerに移り、
scripts/configure-lockss
を実行。うまいこといって、マニュアル4の環境設定は成功。
5. Running the LOCKSS System
続いて、マニュアル5のRunning the LOCKSS Systemに突入。
/lockss/lockss-installerで、
scripts/start-lockss
を実行。うまいこといきました。
6. Using the LOCKSS System
いよいよ使ってみる段階に入ります。ウェブブラウザを立ち上げて、URLに
http://localhost:24621
と入力。あかんかった(環境設定で指定したipアドレスがlocalhostではなかった)ので、
http://<ipアドレス>:24621
を入力。すると念願がかない、LOCKSSのサイトが立ち上がりました。
ここで、悲鳴を上げ始めていたマシンがとうとう限界に。続きは次回です。いよいよLOCKSSの機能を見ていきます。みなさんご参加ください。
次回は
7/22(金)19:00〜
です。