2019年2月15日金曜日

【27】ついにBitCurator!

今日はバレンタインデーのあとということで、素敵な女子から、お酒入のチョコレートの差し入れを頂きました。やっぱりいい年の大人はお酒がないと頑張れないですよね〜
ということで、大人の勉強会はじまり、はじまりです!

今まで、Archivematica、AtoMについて色々実験なり、議論を重ねて来ましたが、今日からは、範囲を広げてBitcuraterについて勉強します。BitCuratorはデジタルフォレンジックのツールです。

とういうことで、まずはBitCuratorのダウンロードから始めます。
(ダウンロードに時間がかかります。トイレに行くなら今。笑)

※Quick Guide
ここを読みながら進みましょう。
私たちは、VirtuarlBoxにBitCurator-2.0.12をインストールしました。

Quick Guide の23pから読みながらやってみます。
私たちは、1GBのUSBでテストします。
まずUSBを認識して、USBのイメージを取ります。(28p)

(ここで久々のこの曲の出番です。ちゃらんちゃんちゃんちゃん〜ちゃらんちゃんちゃんちゃん〜ちゃらちゃんちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ〜〜〜〜 例の3分クッキングの時間です。)

これで、イメージが取れましたので、次に進みます。
ファイルイメージを処理するためのアプリ(BEViwer)を開いて、bulk_extractor利用してFile systemを分析します。(33-34p)

ここでFile carving もしくは、Data carvingについて勉強しておきましょう。
削除したファイルを復元するときに使われる手法のようです。
File carving, data carving, データカービング、ファイルカービングで検索してみてね!
https://en.wikipedia.org/wiki/File_carving
https://www.computerhope.com/jargon/d/data-carving.htm

これも読んでみると参考になるかな?
http://www.byakuya-shobo.co.jp/hj/moh2/pdf/moh2_p174_p179.pdf
http://port139.hatenablog.com/entry/2014/02/17/064119


そして、File systemの分析と、Data carvingなどの処理(39p)が終わったら、saveを押すとレポートを作成してくれます(44p)。これは、しばらく時間がかかります。Be patient!

ということで、トイレに行くなら今! 笑
じゃなくて、しばらく歓談です!

分析にはかなり時間がかかります。今回は1GBのUSBの中に10個くらいのファイルが存在するものをテストしています。なんとなく20分ほど動かしているのですが、分析がまだ終わりません。かなり時間が必要であることが判明しました。PCにはこのまま働いてもらい、我々は帰るしかないですね。

途中までのレポートがこれです↓



他にも情報は盛りだくさん!

YoutubeにもBitCuratorの勉強ができる動画は沢山あるみたい。
(やるかやらないかはあなた次第〜〜)


今日も盛りだくさんでした。特に削除されたデータが復元されることには驚きとともに恐怖を覚えました。怖い〜〜〜〜 次回は、USBを提供してくれたHさんの過去を暴きます!!! 笑

ではでは、また次回!

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次回 2月22日(金)
その次は、3月8日(金)(この日はAtoMの日本語訳に取り組みます~)


後日追記
HさんのUSBには、昔あったファイルを削除し、10個くらいのファイルだけを残していました。しかし、BitCuratorにかけた結果、削除したファイル内で使用していた画像ファイルが復元、その他もろもろ削除したはずのファイルが復元されました。つまり、電子記録を受け入れる際には、この点についても寄贈契約に含めないといけないとのこと。これは大事な点かと思います。

↓こちらは追加で教えてもらった参考資料です。皆読んでね~
Digital Forensics and Born-Digital Content in Cultural Heritage Collections
https://www.clir.org/pubs/reports/pub149/



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