すみません。なんだかやはりこの問題が気になっちゃって。
ちょっと古いArchivematicaのフローを見てみると、やはりSIP段階でDCメタデータを付与しています。
https://wiki.archivematica.org/images/9/96/Archivematica-0.6-WorkflowInstructions-v3.pdf
たしかに、Archivematicaを通さないとウィルスなどチェックできないので、micro-serviceを全部通しちゃって、DIPをAtoMにuploadしちゃえば、ArchivematicaのGUIよりはずっとましです。そしてAtoMにのせてしまうと、今度はAtoMのGUIでは、アイテムレベルを一つ一つ記述するのはたいへん。そこでいったんexportして、記述し直して再インポートする、というフローを今実現しようとしているわけですよね。で、そのうえでもう一回その全体をArchivematicaに入れ直せば、Archivematicaに保存用のAIPとして大事に保存されるのは、記述メタデータつきのよいデータと言うことになる。それもわかるんですが、でもなんだか妙にムダが多いようにも思います。
デジタルオブジェクトは基本的にフラットにArchivematicaには入っていくわけで、それをDCでとりあえず最低限記述しておく(つまりアイテムのタイトルなどはついている)。それをSIP段階で編成すれば、METS上で、Structmapでしたっけ、あそこのlogicalにその編成が反映される。そうすればAtoM上には構造を持ったデータとして入っていく以上、あとはフォンドやシリーズなど上位レベルの記述を充実させるだけですから、それはGUIでもいい、という感じなのではないかなーと。なんか、その方が楽じゃないですかね。
でもやっぱり違うのかなー。悩ましいなー。
でもやっぱり(しつこいですね(笑))これでもpre-ingestでdescriptive metadataつけてる。
https://inforum.library.utoronto.ca/sites/inforum.library.utoronto.ca/files/course_files/winter2018-archivematica-slides.pdf
CCAのTim Walshも、当初BitCuratorでdescriptionつけたりもしていたようですね。
https://www.bitarchivist.net/blog/2017-05-01-buf2017/
ではまた7/5に!